虚言症
作詞・作曲/椎名林檎 編曲/亀田誠治、椎名林檎

しかし何故(なぜ)にこんなにも眼が乾く気がするのかしらね
黄色の手一杯に広げられた地図には 何も 何も無い
そして何故(なぜ)に雨や人波にも傷付くのかしらね
魚の目をしているクラスメイトが 敵では ()して ()して無い

線路上に寝転んでみたりしないで大丈夫  (あぁあ)
いま君の為に歌うことだって出来る
あたしは何時(いつ)も(何時(いつ)も)ボロボロで生きる

例えば少女があたしを憎む様なことがあっても
()れた()()く先を探り当てる気など 丸で 丸で無い

(いたずら)に疑ってみたりしないで大丈夫  (あぁあ)
いま君が独りで生きてるなんて云えるの
君は常に 常にギリギリで生きる
あたしは何時(いつ)も君を想っているのに

髪の毛を誘う風を何ともすんなりと受け入れる
(まぶ)しい日に身を(まか)せることこそ悪いこととは云わない

無理矢理に(つくろ)ってみたりしないで大丈夫 (あぁあ)
いま君の為に歌うことだって出来る
あたしは何時(いつ)も(何時(いつ)も)ボロボロで生きる

(いたずら)に疑ってみたりしないで大丈夫  (あぁあ)
いま君が独りで生きている(いきてる)なんて云えるの
君は常に 常にギリギリで生きる
あたしは何時(いつ)も君を想っているのに

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